ブロック塀の倒壊事故

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倒壊したブロックの構造

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 塀は1974年のプール建設と同時に、

高さ約1.9mの擁壁上に設置された。

全長約40m。ブロックを8段、約1.6mの高さに積み上げていた。

道路側から測ると全体の高さは約3.5mと、

建築基準法施行令62条の8で定める高さ2.2mを超え、

補強の控え壁もなかった。

「今後は、市の公共施設でブロック塀を設置しない」。

2018年11月5日、大阪府高槻市の濱田剛史市長は記者会見でそう表明した。

発端は、18年6月18日に発生した大阪北部地震で、

高槻市立寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀が倒壊して

小学4年生の女児が亡くなった事故だ。

市の「学校ブロック塀地震事故調査委員会」が

10月29日に最終報告書をまとめ、市長に答申。

11月5日に、市が今後の対応を示した。